写真:青木紘二/アフロスポーツ

ボブスレー/スケルトン

SKELETON
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スケルトンは氷で造られたコースを氷で造られたコースを鉄製のそりで滑り降り、そのタイムを競う競技です。一時はオリンピックでは実施されていませんでしたが、ソルトレークシティー2002冬季大会で54年ぶりに復活しました。

江原道冬季ユースオリンピックスケルトン女子

江原道冬季ユースオリンピック スケルトン 女子(写真:アフロスポーツ)



スケルトンの概要

スケルトンのそりは、ランナー(滑走部)と、選手が乗るシャーシー(本体)からなる極めてシンプルな構造をしています。このそりは、競技が始まった当初、その骨組みだけで作られていたことから、英語で骨格や骨組みを指す「スケルトン(skeleton)」と名付けられたと言われています。

平昌2018冬季大会スケルトン

平昌2018冬季大会 スケルトン 女子(写真:青木紘二/アフロスポーツ)

スケルトンの操作

スケルトンのそりにはハンドルやブレーキがなく、選手は腹這いになってそりに乗り、重心移動でそりを操ります。スタート時にはそりに備わるサドル部分を握り、氷上を全速力で押して加速させ、最高速度に達した瞬間に、前方に飛び込むようにしてそりに飛び乗ります。滑走タイムの善し悪しは、スタートダッシュの速さ、コースのライン取り、空気抵抗の少ない滑走フォーム、そして使用する装備によって決まります。

平昌2018冬季大会スケルトン男子

平昌2018冬季大会 スケルトン 男子(写真:ロイター/アフロ)

スケルトンのルール

そり及び競技用用具を含む選手の総重量は男子は120kg、女子は102kgと制限されています。また、そりの重量の上限は男子は45kg、女子は38kgを超えてはなりません。男女とも1日2回、2日間で4回滑走し、合計タイムで順位を争います。最後の4回戦に進めるのは、3回戦までの合計で上位25位タイまでの選手となります。競技の滑走順は早い順番ほど氷の状態が良く有利になるため、スタート順を決めるためのシードシステムが採用されています。

平昌2018冬季大会スケルトン男子

平昌2018冬季大会 スケルトン 男子(写真:青木紘二/アフロスポーツ)


参考情報INFORMATION

競技初回実施大会 サンモリッツ1928冬季大会
TEAM JAPAN初出場大会 ソルトレークシティー2002冬季大会
競技別累計メダル数
  • 金0
  • 銀0
  • 銅0

2024年1月1日時点

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