JOCと味の素(株)がロンドンへ「ビクトリープロジェクト」を発表
日本オリンピック委員会(JOC)とJOCゴールドパートナーである味の素株式会社(以下、味の素社)は25日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで共同会見を行い、2003年から共同で実施している選手強化支援「ビクトリープロジェクト」を、2012年のロンドンオリンピックに向けて、さらに強化することを発表しました。日本代表選手が最高の結果を出すことを目的に、従来の「食と栄養面からのサポート」を強化するとともに、味の素社からの「専用商品独占供給」「強化資金提供」を通じて、包括的な支援を行います。
ロンドンに向けて「ビクトリープロジェクト」の強化を発表(フォートキシモト)
味の素社は、オリンピック日本代表選手団専用に開発した、高機能アミノ酸サプリメント「アミノバイタル」プロ<ロンドンスペシャル>を、2012年春からロンドンオリンピック終了まで無償で独占供給すること、また「一本でニッポンを強くするキャンペーン」と題し、2012年1月から6月までの「アミノバイタル」の販売数量に応じた金額を、ロンドンオリンピック日本代表選手団強化資金としてJOCに提供することを発表。その後、同社の伊藤雅俊社長と竹田恆和JOC会長によって、各取り組みにおける契約の調印式が行われました。
調印式に出席した味の素社の伊藤社長(左)と竹田JOC会長(アフロスポーツ)
また、体操の内村航平選手とバドミントンの潮田玲子選手による特別トークセッションが行われ、本プロジェクトの感想やロンドンオリンピックに向けての抱負を語った。アミノバイタルについて、内村選手は「疲れがとてもよく取れる」、潮田選手は「初めて飲んだときにすごいと思った。今はないと不安」とその効果を伝え、今回開発された「ロンドンスペシャル」の金色のパッケージを見た内村選手は、「これなら絶対に金メダルが取れる!」と力強くコメントしました。