「オリンピックコンサート2010」に約3000人が来場
JOCは6月23日のオリンピックデーを記念し、「オリンピックコンサート2010」を6月19日、都内で開催しました。
オリンピックコンサートは、近代オリンピックの復興と、その主催者である国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議された6月23日のオリンピックデーを記念して、毎年JOC主催で開催している文化プログラム。今年は「オリンピックコンサート2010~華麗なる雪と氷のヒーローたち~」と題し、今年2月に行われた第21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)での選手たちの活躍やオリンピック名場面の映像を大画面に映し、クラシック音楽と融合させることで、その感動を振り返る内容。約3,000人が来場し、円光寺雅彦氏の指揮による東京フィルハーモニー交響楽団の調べに耳を傾けました。
映像とクラシックを融合させたオリンピックコンサート(提供:アフロスポーツ)
今年で14回目を数えるコンサートの司会は、スキー・ノルディック複合で長野冬季大会に出場した荻原次晴さんと、中條誠子NHKアナウンサー。曲間には、スピードスケートの田畑真紀選手と穂積雅子選手をゲストに迎え、チームパシュートのルールに関するクイズや現地でのエピソードなどで会場を沸かせました。またスキー・ノルディック複合の小林範仁選手をゲストに迎えたトークでは、バンクーバー冬季大会のノーマルヒルで、ゴールまで約1㎞の地点でトップに立った瞬間の心境などを小林選手が打ち明け、当時の感動が蘇るひとときとなりました。
ゲストとして来場した田畑選手と穂積選手がチームパシュートのルールなどを解説(提供:アフロスポーツ)
小林選手はバンクーバー冬季オリンピックのエピソードを披露(提供:アフロスポーツ)
また、「平成21年度JOCスポーツ賞年度賞」受賞者の古賀淳也選手(水泳)、内村航平選手(体操)、上野順恵選手(柔道)、羽生結弦選手(スケート)、村上佳菜子選手(スケート)、村上幸史選手(陸上競技)、田畑選手、穂積選手もコンサートを観覧。途中、ステージに上がり今後の抱負などを語りました。