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2010年6月

2010/06/23

7月10日(土)、「2010オリンピックデーラン喜多方大会」を開催!1,500名のジョギング参加者等を募集

JOCでは、7月10日(土)、本年度2回目のオリンピックデーランとなる「2010オリンピックデーラン喜多方大会」を、喜多方市の押切川公園スポーツ広場、押切川公園体育館で開催。ジョギング参加者1,500名のほか、水泳教室、シンクロ教室、野球教室、サッカー教室、バドミントン教室の参加者を募集します。

Dayrun

1894年6月23日、フランス・パリにおいて近代オリンピックの復興と国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議され、IOCは6月23日を世界共通のオリンピックデーと定め、世界各国の国内オリンピック委員会(NOC)にこの日を中心としてオリンピックムーブメントの普及・啓発のためのイベントの実施を提唱しています。

JOCは、この趣旨に賛同し、オリンピアン(オリンピック出場経験者)と一般市民がジョギングを中心としたスポーツを一緒に楽しむことを目的として、1987年より「オリンピックデーラン」を開催。今年度も、6月13日の大阪大会を皮切りに来年1月までの期間、全国8箇所においてオリンピックデーランを開催します。

喜多方大会の開催概要および参加申し込み先は下記の通りです。

<「2010オリンピックデーラン喜多方大会」開催概要>

■名称 2010オリンピックデーラン喜多方大会

■主催 国際オリンピック委員会、(財)日本オリンピック委員会、NPO法人日本オリンピアンズ協会、喜多方市、喜多方市教育委員会、(財)喜多方市体育委員会

■共催 (財)日本体育協会、(財)日本陸上競技連盟、福島民友新聞社

■主管 2010オリンピックデーラン喜多方大会実行委員会

■後援 文部科学省、NHK、喜多方市校長会、耶麻地区高等学校長会、喜多方市行政区長会連合会

■特別協賛 日本マクドナルド(株)

■協賛 ミズノ(株)

■運営協力 喜多方警察署、喜多方地方広域市町村圏組合消防本部、(社)喜多方医師会、喜多方地区交通安全協会、交通安全協会喜多方支部、喜多方市体育指導委員会

■期日 2010年7月10日(土)
  受付 8:30~/開会式 9:30~/スタート10:00~

■会場 押切川公園スポーツ広場、押切川公園体育館

■実施種目 オリンピックデーラン(約2kmのジョギング)、JOCチャレンジ体力テスト、スポーツチャレンジ、オリンピアン・トークコーナー、オリンピアン・サイン会、スポーツ教室(水泳教室、シンクロ教室、野球教室、サッカー教室、バドミントン教室)

■事前申込種目 ジョギング、スポーツ教室

■募集人数 ジョギング1,500名

■参加料 ジョギング500円

■参加賞 ①2010オリンピックデーランTシャツ、②IOC会長・JOC会長署名入り参加証明書 ほか

■参加オリンピックデーラン・アンバサダー
中村 真衣(水泳・競泳)、黒木 知宏(野球)

■参加オリンピアン 
鈴木絵美子(水泳・シンクロナイズドスイミング)、川上直子(サッカー)、舛田圭太(バドミントン)、桧野真奈美(ボブスレー)

■お申込方法 往復ハガキ・FAX・メールまたは直接事務局へ
  ①氏名 ②年齢 ③性別 ④学校名(学年)または所属団体名
  ⑤Tシャツのサイズ(S or F) ⑥スポーツ教室の参加有無・種目名
  ⑦住所 ⑧電話・FAX番号
  を記載の上、お申込ください。

■大会に関するお問い合わせ
2010オリンピックデーラン喜多方大会実行委員会
TEL:0241-23-0771 FAX:0241-23-0780

2010dayrun0601_2

2010/06/21

「オリンピックコンサート2010」に約3000人が来場

JOC623日のオリンピックデーを記念し、「オリンピックコンサート2010」を619日、都内で開催しました。

オリンピックコンサートは、近代オリンピックの復興と、その主催者である国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議された623日のオリンピックデーを記念して、毎年JOC主催で開催している文化プログラム。今年は「オリンピックコンサート2010~華麗なる雪と氷のヒーローたち~」と題し、今年2月に行われた第21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)での選手たちの活躍やオリンピック名場面の映像を大画面に映し、クラシック音楽と融合させることで、その感動を振り返る内容。約3,000人が来場し、円光寺雅彦氏の指揮による東京フィルハーモニー交響楽団の調べに耳を傾けました。

Afloconcert映像とクラシックを融合させたオリンピックコンサート(提供:アフロスポーツ)

今年で14回目を数えるコンサートの司会は、スキー・ノルディック複合で長野冬季大会に出場した荻原次晴さんと、中條誠子NHKアナウンサー。曲間には、スピードスケートの田畑真紀選手と穂積雅子選手をゲストに迎え、チームパシュートのルールに関するクイズや現地でのエピソードなどで会場を沸かせました。またスキー・ノルディック複合の小林範仁選手をゲストに迎えたトークでは、バンクーバー冬季大会のノーマルヒルで、ゴールまで約1㎞の地点でトップに立った瞬間の心境などを小林選手が打ち明け、当時の感動が蘇るひとときとなりました。

Aflotabatahozumi ゲストとして来場した田畑選手と穂積選手がチームパシュートのルールなどを解説(提供:アフロスポーツ)

Aflokobayashi小林選手はバンクーバー冬季オリンピックのエピソードを披露(提供:アフロスポーツ)

また、「平成21年度JOCスポーツ賞年度賞」受賞者の
古賀淳也選手(水泳)、内村航平選手(体操)、上野順恵選手(柔道)、羽生結弦選手(スケート)、村上佳菜子選手(スケート)、村上幸史選手(陸上競技)、田畑選手、穂積選手もコンサートを観覧。途中、ステージに上がり今後の抱負などを語りました。

平成22年度オリンピックデー記念式典を開催

623日のオリンピックデーを記念してJOC619日、都内でオリンピックデー記念式典を行いました。

Aflojocsports_2 JOCスポーツ賞年度賞の受賞者の皆さん(提供:アフロスポーツ)

 

近代オリンピックの復興と国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議された1894623日を記念し、623日は世界共通のオリンピックデーに定められています。世界各国・地域のオリンピック委員会(NOC)は、この日にあわせて、オリンピックの基本精神であるオリンピック・ムーブメントの普及と啓発のための記念式典や行事を開催。日本では毎年、JOCがオリンピックコンサートを開催し、これに合わせてオリンピックデー記念式典を行っています。


Aflotakeda あいさつする竹田JOC会長(提供:アフロスポーツ)

式典では、竹田恆和JOC会長が「本日の記念式典では、昨年の好成績を収めた選手をたたえ、また環境整備につとめ 選手強化の基盤を整えた企業や学校への感謝として、JOCスポーツ賞の表彰を行います。またオリンピックコンサートは、バンクーバー冬季オリンピックで活躍した選手の映像とクラシックが融合した素晴らしいコンサートになることでしょう。オリンピックの素晴らしさを共感していただければと思います」とあいさつ。関係者への感謝を述べました。

 

続いて、昨年度活躍した選手を表彰する「平成21年度JOCスポーツ賞年度賞」の表彰式が行われ、竹田会長より、この日来場した古賀淳也選手(水泳)、内村航平選手(体操)、上野順恵選手(柔道)、羽生結弦選手(スケート)、村上佳菜子選手(スケート)、村上幸史選手(陸上競技)、田畑真紀選手(スケート)、穂積雅子選手(スケート)に、賞状、純金製のメダル、トロフィー、報奨金が授与されました。

Aflosupport トップアスリートサポート賞受賞のみなさん(提供:アフロスポーツ)

また選手強化の環境整備につとめた企業・学校を表彰する「平成21年度JOCスポーツ賞トップアスリートサポート賞」では、最優秀団体賞に日本電産サンキョー株式会社、優秀団体賞には埼玉スウィンスイミングスクール、医療法人徳洲会、日本体育大学体操競技部、朝日生命体操クラブ、ダイチ株式会社、社会医療法人財団慈泉会相澤病院、学校法人梅村学園中京大学、学校法人関西大学、アビームコンサルティング株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、学校法人了徳寺学園、近畿大学洋弓部の13団体が選ばれ、それぞれに賞状と記念品が贈られました。

2010/06/18

のべ2029名が参加!2010オリンピックデーラン大阪大会

日本オリンピック委員会(JOC)は、6月13日、大阪市長居陸上競技場及び長居公園内において「2010オリンピックデーラン大阪大会」を開催しました。

オリンピックデーランは、オリンピックムーブメントを広めるため1987年から毎年実施しているJOCのイベントのひとつ。24年目となる2010年度は、昨年に引き続き荻原健司さん(スキー・ノルディック複合)、荻原次晴さん(スキー・ノルディック複合)、千葉真子さん(陸上競技・長距離)、中村真衣さん(水泳・競泳)、大林素子さん(バレーボール)を「2010オリンピックデーラン・アンバサダー」に迎え、参加者と直接ふれあいながら、分かりやすく、楽しくオリンピックの基本精神を伝えます。

今年度最初の開催となった大阪大会では、オリンピックデーラン(ジョギング1.5㎞、5㎞)をはじめ、チャレンジ体力テスト、オリンピアントークコーナー、オリンピアンサイン会などのイベントも実施。さらにオリンピアンによるスポーツ教室も行われました。参加したのべ2029名の来場者は、オリンピアンと一緒にジョギングをしたり、陸上競技やバレーボール、テコンドーを習ったりと、ふれあいを楽しんでいました。大阪大会の詳細は下記の通り。

<2010オリンピックデーラン大阪大会 実施概要報告>

■実施日 2010年6月13日(日)

■実施場所 大阪市長居陸上競技場及び長居公園内

■天候 雨(気温=17.9~22.6℃)

■参加種目 オリンピックデーラン(ジョギング1.5km・5km)、JOCふれあいプログラム(チャレンジ体力テスト、オリンピアントークコーナー、オリンピアンサイン会)、障害者のスポーツ体験コーナー、スポーツ教室(【陸上教室】末續慎吾、【バレーボール教室】大林素子、【テコンドー教室】岡本依子)、ストラックアウト

■参加者数 のべ2,029名(オリンピックデーラン:1,300名、JOCチャレンジ体力テスト:243名、障害者のスポーツ体験コーナー:320名、スポーツ教室<陸上教室:53名、バレーボール教室:52名、テコンドー教室:61名>計166名)

■役員・来賓 (財)日本オリンピック委員会 事業・広報専門委員会 副委員長 藤原庸介

大阪市ゆとりとみどり振興局 スポーツ部長 宮崎靖

(財)大阪体育協会 事務局長 久下正和

(財)大阪市スポーツ・みどり振興協会 理事長 中村眞

大阪陸上競技協会 理事長 薬師寺茂夫

大阪市信用金庫 副理事長 河村正雄 

■参加オリンピックデーラン・アンバサダー(3名) 荻原次晴(スキー・ノルディック複合)、千葉真子(陸上・長距離)、大林素子(バレーボール)

■参加オリンピアン(4名) 田端健児(陸上・短距離)、末續慎吾(陸上・短距離)、永富有紀(バレーボール)、岡本依子(テコンドー)

■参加パラリンピアン(1名) 根木慎志(車椅子バスケットボール)

Dayrun1 デーランには1300名が参加し、オリンピアンとともに汗を流した

Rikujyou 陸上教室ではオリンピアンと一緒にダッシュ

Photo 大林さんのバレーボール教室に耳を傾ける子どもたち

Tekondo テコンドー教室では岡本さん自らが相手となり指導

2010/06/04

平成22年度のナショナルコーチアカデミーが開講

「平成22年度ナショナルコーチアカデミー」が531日、開講しました。各競技団体から24名の指導者らが参加。毎週34日の8週間にわたる充実した講義のスタートに、それぞれ引き締まった表情を見せていました。

Kaikou_2 指導者らは引き締まった表情で開講式に参加(Photoアフロスポーツ)

国際競技大会で活躍できる選手を育成・指導する真のエリートコーチやスタッフの養成を行うナショナルコーチアカデミーは、平成129月に策定された「スポーツ振興基本計画」にもとづいて、平成15年からのトライアルを経て、平成2010月から正規コースがスタートしました。コンセプトは、日本の代表としての品性・資質を兼ね備えた真のトップコーチを育成する『エリート』、職業観・倫理観・社会的責任においてプロとしての意識醸成を図る『プロフェッショナル』、国際基準を踏まえた戦略・強化指導を行えるコーチを育成する『インターナショナル』、講師及び受講者間等双方による情報交換を行う『インタラクティブ』、競技の枠を超えた交流・連携を図る『チームジャパン』の5つです。

開講にあたり竹田恆和JOC会長は「エリートコーチとしての誇りと自覚を持っていただき、他競技のコーチと意見交換をすることで資質を高め、チームジャパンの国際競技力向上に努めていただきたいと思います。ロンドンオリンピックで金メダル獲得数5位を目指すためには、皆さんの力が必要です」とあいさつ。文部科学省の芦立訓スポーツ・青少年局競技スポーツ課長は「日本のスポーツ界がさらに飛躍するためには、皆さんのお力を社会に与えていただくことが大切です。大学院レベルのプログラムを提供しているこのナショナルコーチアカデミーはその核になるものです」と話し、指導者らを激励しました。

Takeda_2あいさつする竹田会長(Photoアフロスポーツ)

Ashidate_2 芦立課長は指導者らを激励(Photoアフロスポーツ)

また田嶋幸三ナショナルコーチアカデミーワーキング委員長が講義内容についてのガイダンスを行いました。同委員長は「指導者のレベルアップなくしてはチーム、個人のレベルアップはない」と話し、コーチ自身が意識を高める必要性を説明。講義の際には、講師から受講者への一方的な講義ではなく、双方の情報や思いを伝え合い充実した時間にするために「オープンマインド」を呼びかけました。そして『学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない』というサッカーフランス元代表監督のロジェ・ルメール氏の言葉を紹介して締めくくりました。

Tajima_3ガイダンスでは田嶋ワーキング委員長がオープンマインドを呼びかけた(Photoアフロスポーツ)

続いて、上村春樹JOC選手強化本部長による「コーチング論」の講義が行われました。上村選手強化本部長は、身長170cmと、柔道無差別級としては小柄だった選手時代について語り、「先入観をひっくり返すことが大切。いま一度、常識や慣例を疑ってみてほしい。今やっていることが正しいかを考え、周りの意見を聞く心が重要」と説明しました。

Uemura_2上村選手強化本部長は自らの体験をもとにコーチング論を話した(Photoアフロスポーツ)

また指導者との出会いについても、自身のエピソードをもとに語りました。まず基礎を固めるべき高校時代には、「畳に打ちつけた音」で技の良し悪しを判断する指導者のもとで、理想的な投げ込みを身に付けることが出来たと言います。また大学のデビュー初戦で敗退したときに「人並み(の練習)だったら人並みにしかなれない。強くなりたかったら人の23倍練習しろ」という言葉を掛けられたことで、他の選手より毎日20分多く練習する練習計画を立てたそうです。さらに世界トップを目指す時期には、「柔道を外から見ろ」との言葉で、横に投げる新たな戦法を思いついたことを話され、「人生のそれぞれの時期に合った指導者との出会いがなかったら、今の自分は無かった」と振り返りました。

同アカデミーは、924日までの8週間にわたり、毎週34日の合宿形式で開催。各専門家による「プレゼンテーション論」「マネジメント論」「スポーツ医・科学サポート論」「スポーツ情報戦略」などの講義が実施され、最終週には口頭試験・筆記試験・プレゼンテーション試験が行われます。