東京オリンピック40周年記念イベント
東京オリンピック40年記念祝賀パーティ
10月10日(日)、午後7時より東京オリンピック40年記念祝賀パーティが東京・赤坂プリンスホテルで行なわれた。
500名を超える東京大会関係者などの招待客が集まる中、クリスタルルームに設えられた大型スクリーンには、東京大会の名場面が映し出された。
挨拶する竹田恆和JOC会長
開会の挨拶では、竹田恆和JOC会長が東京大会から40年を迎えた喜びと、アテネ大会での日本代表選手団の活躍について、またJOCのさらなる発展に向けて決意を表明。
アントン・ヘーシンク氏(柔道・無差別金メダル)と、イリーナ・セビンスカ氏(陸上競技・女子4×100mリレー金メダル、200m銀メダル)、世界オリンピアンズ協会(WOA)パル・シュミット会長など海外からの招待客へ竹田会長から英語で感謝の挨拶も行なわれた。
続いて東京オリンピック40年を祝って日本体育協会・安西孝之会長による乾杯が行なわれた。会場には世界五大陸を代表する料理に加え、東京大会当時、選手村で出された料理も揃えられた。
アントン・ヘーシンク氏とイリーナ・セビンスカ氏からは、東京大会当時の思い出などが壇上から語られ、出席者の注目を集めた。
アントン・ヘーシンク氏
(東京大会・柔道・無差別級
金メダル)
イリーナ・セビンスカ氏
(東京大会・陸上競技・女子4×100mリレー金メダル、女子200m銀メダル、女子走幅とび銀メダル)
作曲家の遠藤実氏より、JOCに寄贈された曲「輝け日本」が紹介され、テノール歌手・秋川雅史氏が熱唱。スクリーンで遠藤氏からのメッセージが映し出された。
さらにステージに、東京大会の金メダリスト小野喬氏(東京大会日本代表選手団主将、体操)、三宅義信氏(ウエイトリフティング)、中村(旧姓:河西)昌枝氏(女子バレーボール)が登壇。東京オリンピックの「忘れ得ぬ記憶」と題して、それぞれが思い出を語った。
その後、シュミットWOA会長らが登壇、東京大会で活躍し、世界を感動させたオリンピアンへの賞賛の言葉が贈られた。
名残り惜しい雰囲気が漂う中、岡野俊一郎(日本サッカー協会名誉会長、IOC委員、JOC理事)が、「さようならではなく、もう一度乾杯を。そしてまた会いましょう」と挨拶を行ない、パーティは終了した。
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