MENU ─ オリンピックを知る

わたしたちにできること(冬季競技編)

オゾン層の破壊

イメージ

戸外で、練習、試合をする選手は、太陽光の天然要素である紫外線(UV)の危険レベルに晒されることに関し危惧しなければいけません。紫外線は、成層圏オゾン:オゾン層により、太陽光線外からUV線を部分的にふるいにかけ、はずします。

しかし、過去数十年間、オゾンを破壊するフロンガス(CFCs)のような人間が作った化学薬品が、大気に放出されたため、オゾン層をひどく破壊しています。

フロンガス(CFCs)は、世界的にも使用が禁止されていますが、HCFC物質より被害が少ない似通った化学物が破壊の原因となっています。

これらの媒介物は、コースやリンク用の冷却剤、冷蔵庫、エアコン等の装置に使われています。
紫外線のあたり過ぎは、日焼け、目の痛み、皮膚がんおよび免疫システムの低下等の問題を引き起こす可能性があります。

戸外で、スポーツをする選手であるのなら、冬季期間であろうが、長期にわたり紫外線に晒されるしか選択肢は残っていないでしょう。

帽子、サングラスのような保護用の服等を着用し、上記に記載された健康問題を避けたいのなら、紫外線防止を、規則正しい習慣としなければいけません。

2002年 ソルトレークシティー:ユタオリンピックオバールの反射低天井は、世界で、省エネ効果の高いアリーナを目指し、アリーナ内で必要な暖房を、暖房を緩和するよりむしろ、反射室内ヒーターとおなじ効果が得られました。
2002年ソルトレークシティー冬季競技大会のカーリング会場内のシャワー、バスルームは、アイス冷凍プラントから放出されたエネルギーにより暖められました。オゾン層を減少させない、または天候変化の一因となるアンモニアが、冷却システムに利用されました。

あなたができること!

オゾン層を減少させる一因とならないために、あなたがすべきこと

■ 施設に冷却装置に、非オゾン減少物質を利用できないか、また、新施設に「オゾンフレンドリー」システムの登用を依頼する。
■ 新規のエアコン設置をできるだけ、少なくする。あるいは、現在設置されているエアコンの利用回数を出来るだけ減らす。
■ 冷蔵庫やエアコンの類の電化製品は、環境に配慮された、安全な代替冷却剤が使用されたものを購入する。