スポーツクライミングの日本代表が8日、フランス、オーストリア両代表との合宿を東京都内で公開し、スピード、ボルダリング、リードの3種目全ての強化に取り組んだ。昨年の世界選手権の男子ボルダリングを制した楢崎智亜(栃木県連盟)は「スピードでミスが多かった。来季は6秒台を出したい」と成長を期した。
3種目の複合で争われる2020年東京五輪を想定。日本勢にとって弱点のスピードは欧州勢との実力差を肌で感じる機会となり、安井博志ヘッドコーチは「厳しい戦いを経験する必要がある。1日3種目でどれだけ(体に)負担がかかるかも経験してほしかった」と話した。(共同)
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