2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、競技会場や街中の装飾、ボランティアのユニホームなどに使うデザインのベースを発表し、日本の伝統色である藍、紅、桜、藤、松葉が基本カラーに決まった。古来より十二単などで用いられる「かさねの色目」という手法を採用し、濃淡のある図柄にした。
16年リオデジャネイロ大会は青、緑、黄などの鮮やかな色が使われ、12年ロンドン大会は紫やピンクが中心だった。東京は日本らしさを重視し、担当者は「主役はアスリート。あえて派手にしていない」と説明した。(共同)
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