フィギュアスケートの世界国別対抗戦で2位だった日本勢が閉幕から一夜明けた20日、東京体育館で取材に応じて今季を総括し、3月の世界選手権で女子4連覇を逃して銀メダルだった坂本花織(シスメックス)は「(好不調の)波が大き過ぎた。安定感を取り戻すのが一番の課題」とミラノ・コルティナ冬季五輪が控える来季を見据えた。
ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は、ともに故障を乗り越えて2年ぶりの世界一。三浦が「けがをしていない時点で百点(満点)」と言えば、木原は「練習を積み重ね、来シーズンのために貯金をつくれた。三百点でもいいぐらい」と充実感を漂わせた。
男子で世界選手権3位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は4回転ジャンプの精度向上をテーマに挙げ「チャレンジ精神でやっていきたい」と抱負を語った。
エキシビションには男子の佐藤駿(エームサービス・明大)や女子の千葉百音、アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組(ともに木下アカデミー)を含む日本勢全員が出演。三浦、木原組が大トリで演技した。(共同)
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