スポーツクライミング女子複合で、ブダペストで開催された予選シリーズでパリ五輪出場権を獲得した野中生萌が25日、成田空港に帰国した。東京五輪の銀メダリストで2度目の大舞台へ臨む野中は「さらに上のメダルを目指して頑張りたい」と晴れやかな表情で抱負を述べた。
五輪出場権が懸かる最後の大会で切符をつかんだ。やや苦手としてきたリードを強化。持久力がつき「まだまだ強くなれる。自分に期待している」と自信を深めた。約1カ月後に開幕する本番では、前回金メダルのガルンブレト(スロベニア)をライバルに挙げ「チャンスはいくらでもある。諦めずにいきたい」と活躍を思い描いた。(共同)
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