日本オリンピック委員会(JOC)は6月18日から23日までの6日間、日本オリンピックミュージアム(JOM)で「オリンピックデーウィーク 2024 in JOM」を開催しております。
本イベントは、6月23日のオリンピックデーを目前に控えた6日間でオリンピアンが来館し、様々なイベントを通して来館者と交流するイベントです。6月18日から21日までの4日間は、館内の展示紹介等を通じて来館者がオリンピアンと交流するプログラムです。1日2名のオリンピアンが来館し、18日はソルトレークシティー2002、トリノ2006、バンクーバー2010冬季大会に出場した小口貴久さん(リュージュ)と、長野1998、ソルトレークシティー2002、トリノ2006冬季大会に出場した勅使川原郁恵さん(スケート/ショートトラック)、19日は北京2008、ロンドン2012、リオデジャネイロ2016、東京2020大会に出場した荒木絵里香さん(バレーボール)と北京2008、ロンドン2012大会に出場した伊藤華英さん(水泳/競泳)、20日は荒木さんと北京2008、ロンドン2012大会に出場した田中琴乃さん(体操/新体操)、21日は小口さんと北京2008大会に出場した齋藤里香さん(ウエイトリフティング)がそれぞれ来館し、来館者への展示紹介や記念撮影等を行います。
※オリンピックデーとは、1894年6月23日の国際オリンピック委員会(IOC)創設を記念して定められている記念日です。
6月18日に行われたプログラムの前半ではミュージアム2階のEXIBITION AREAでオリンピアンが来館者をお出迎えし、展示紹介や自身の競技経験を踏まえた話題で交流しました。「世界とオリンピック」のエリアではオリンピックの成り立ちや、オリンピックシンボルにこめられた意味などについて紹介したほか、東京2020大会の開会式で登場したピクトグラムの前で記念撮影を行いました。
また、オリンピアンの身体能力に挑戦できる「オリンピックゲームス」のエリアでは、ジャンプコーナーやシンクロコーナーなどでオリンピアンと学生たちが一緒に盛り上がりました。
後半は、企画展「TEAM JAPAN SUMMER FEST in JAPAN OLYMPIC MUSEUM」が開催されている1階のWELCOME SALONに移動しました。本企画展は来る7月26日から8月11日まで開催されるパリ2024大会に向けて、本大会で実施される32競技329種目の魅力を紹介する目的で32競技団体の全面協力の下に開催されているもので、各競技のルールや見どころを紹介するパネルと共に、各競技団体から提供されたアイテムやウェアが展示されています。また、一部競技の展示品は実際に体験することができるようになっており、オリンピアンと来館者がアスリートの身体能力や技術の高さを一緒に実感していました。
6月18日のプログラム終了後には、小口さんと勅使川原さんからコメントをいただきました。小口さんからは「私はオリンピックに3回出場しているのですが、現役のときにはオリンピックの意義や成り立ちといったものを知らずにいて、もしあの頃にもう少し理解していれば、もしかしたら違う行動ができたのではないかと思っています。オリンピアンの方も、もちろんそうではない方も、JOMでオリンピックについて知っていただけたら、これまでの目線とは違った形でオリンピックが見られるようになって、より楽しめるのではないかと思います」、勅使川原さんからは「1階の企画展も2階の常設展示も、体験ができたり競技を身近に感じられるといった点が魅力だと思います。こちらで競技を身近に感じていただければ、その競技をパリ2024大会で応援することにも繋がると思いますし、逆にパリ2024大会を見て競技に興味を持ったときには、JOMに来ていただいて体験してもらえたらと思います」とコメントいただきました。
デーウィークは6/22、6/23も魅力的なイベントご用意して皆さまのご来館をお待ちしています。
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