東京五輪第8日の30日、柔道女子78キロ超級で初出場の素根輝(21)が優勝した。最重量級では2004年アテネ大会の塚田真希以来、4大会ぶりの頂点。日本女子は7階級で金4、銀1、銅1と計6個のメダルを獲得した。男女合わせて9個の金メダルは過去最多。
素根は身長162センチと最重量級では小柄ながら、豊富な練習で培ったスタミナを武器に決勝まで粘り強く闘った。
福岡・南筑高3年だった18年、体重無差別で争う全日本女子選手権を初出場で優勝。19年は全日本を連覇し、世界選手権も制した。将来を嘱望されるエース候補が、大一番で輝いた。(共同)
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