柔道のグランドスラム(GS)カザン大会第1日は5日、ロシアのカザンで男女計5階級が行われ、女子はともに東京五輪代表で52キロ級の阿部詩、48キロ級の渡名喜風南が優勝した。五輪の日本勢にとって本番前で最後の実戦機会。
阿部は初戦の2回戦でベルギー選手に指導3の反則勝ち。準々決勝、準決勝に続き、アストリド・ニェト(フランス)との決勝でいずれも一本勝ちした。3月のGSタシケント大会に続く優勝を果たした。
渡名喜は4試合全て一本勝ち。決勝はイリーナ・ドルゴワ(ロシア)に抑え込みで完勝した。2位だった1月のマスターズ大会以来の出場。日本男子は出ていない。(共同)
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