体重無差別で争う柔道の全日本選手権は26日、東京・講道館で行われ、2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介が旭化成勢同士の対戦となった決勝で昨年3位の太田彪雅を破り、初優勝を果たした。延長戦の2分に内股で一本を奪った。
29歳の羽賀は1回戦からの全6試合を一本勝ち。得意の内股を軸に積極的な攻めが光った。東京五輪代表で今大会を欠場したウルフ・アロンから2年連続で100キロ級の選手が頂点に立った。石内裕貴、81キロ級ながら大健闘の佐々木健志が3位。
東京五輪男子90キロ級代表で初出場の向翔一郎は3回戦で太田に一本負けした。(共同)
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