陸上男子100メートルで10秒00の記録を持つ山県亮太(セイコー)が28日、オンラインで報道陣の取材に応じ、熾烈な代表争いが予想される来夏の東京五輪に向け「(過去に出場した2大会よりも)日本の短距離のレベルもすごく上がった。新しい気持ちでチャレンジする」と心境を語った。
昨季は背中の痛みや肺気胸に悩まされ、レースに出たのは昨年5月が最後。11月には右足首の靱帯を痛めたことも明かしたが、現在は回復したという。今季は前傾姿勢でより長く走ることを意識しているそうで「技術的には非常に手応えを感じている」と自信を示した。
今季は10月の日本選手権に照準を合わせる意向だ。(共同)
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