レスリングで男子フリースタイル65キロ級東京五輪代表の乙黒拓斗(山梨学院大)が25日、初優勝したアジア選手権から成田空港に帰国した。五輪でメダルを期待される若手の実力者は2020年最初の大会を制し「いいスタートが切れた。攻撃力も復活して、しっかり得点も取れたので良かった」と収穫を強調した。
18年の世界選手権で優勝したものの、昨年はけがに苦しんで世界選手権の表彰台を逃した。今大会は状態良く臨めて実力を発揮し「これで油断せず、周りももっと対策してくると思うので、その上をいけるようにやっていきたい」と慢心なく本番を見据えた。(共同)
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