2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、大会で活用するロボットの発表会を開いた。「史上最もイノベーティブ(革新的)な大会」の実現を目指す取り組みの一環で、車いすの観客を誘導したり飲食物を届けたりするロボットを披露した。
トヨタ自動車が開発したロボット「HSR」は、高さ1メートル余り。腕が1本付いており、言葉を話すほか、時速2・2キロで走行して観客を客席に案内する。また、飲食物を運ぶ「DSR」は、観客がタブレット端末で注文すると近くまで運び、HSRが手渡す。発表会ではこうした動作のデモンストレーションが行われた。(共同)
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