レスリングの世界選手権(ブダペスト)男子フリースタイルの日本代表が25日、成田空港に帰国し、65キロ級で五輪と世界選手権を通じて日本男子史上最年少の優勝を果たした19歳の乙黒拓斗は「優勝は今後につながるけど、研究もされる。本当の勝負はこれから」と引き締まった表情で話した。
強豪選手を次々に破って快挙を達成した新鋭は「最初から攻撃的なレスリングができた。気持ちで負けなかったのが良かった」と胸を張った。2年後の東京五輪へ期待が一気に高まり「出るのが当たり前という感覚があったが、世界を経験して難しさも感じている。もっと改善しないと」と一層の成長を期した。(共同)
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