柔道世界選手権の日本代表が29日、成田空港に帰国し、個人戦のメダリストらが記者会見に臨んだ。男子66キロ級で2連覇を達成した21歳の阿部一二三は「オール一本勝ちできず、悔しさもある。来年の3連覇に向け、頑張りたい」と決意を新たにした。
女子52キロ級で初出場制覇した18歳の妹、阿部詩とともに世界一。兄は「東京五輪でのきょうだい金メダルの実現へ実感が湧いてきた」と目を輝かせ、妹も「自分の柔道を思い切ってできて、自信になった」と胸を張った。
男子60キロ級で2年連続3度目の優勝を果たした高藤直寿は「ほっとしているが、ここがゴールではない」と気を引き締めた。(共同)
関連リンク
CATEGORIES & TAGS