陸上の男子競歩陣が4日、2020年東京五輪の暑さ対策の一環として、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の合宿を報道陣に公開し、2年後の本番を想定して男女20キロがスタートする午前7時に練習を開始した。
男子50キロでリオデジャネイロ五輪銅メダルの荒井広宙(自衛隊)らが2000メートルを5本歩き、体温の変化や体重の減少率、汗の成分などのデータを収集した。
天候は快晴。日本陸連によると、練習を終えた午前8時ごろは気温約32度、湿度50%前後だった。荒井は氷を持って歩くことも試し「リオと比較にならないぐらいの酷暑になると実感した」と述べた。(共同)
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