アーティスト
日比野克彦さん

日本は今年は大雪でした。雪害で大変な出来事もありましたが、雪の魅力も当然あります。
私は先日、5mも積もった新潟県十日町松代アザミ平という集落に行ってきました。そこで村の人たちと東京から行った仲間20人くらいで直径5ｍの巨大カマクラを造ったり、雪の坂をみんなで転げ落ちたりして雪まみれの大はしゃぎ！

雪があるというだけでどうしてこれ程興奮するのでしょうか？真っ白い風景の素晴らしさ！やわらかい雪の触覚！熱くなった身体をひんやりと冷やしてくれる感覚！これらは雪益とでも言いましょうか！

冬季オリンピックではそんな冬の魅力を雪・氷の舞台で身体を使って伝えてください！

1958年岐阜県生まれ。東京芸術大学大学院修了。大学在学中にダンボール作品で注目を浴びる。1982年第3回日本グラフィック展大賞を皮切りにさまざまな芸術賞を受賞。1998年長野冬季オリンピックのカウントダウンTシャツのデザインも手がける。
昨年は日本スポーツ芸術協会が主催した「ジャパン・スポーツ＆アート・フォーラム2005」にコーディネーターとして参加。2005年 8/6?9/19には水戸芸術館で「HIBINO EXPO 2005日比野克彦の一人万博」を開催した。2006年2月中旬には準備期間からその後までを追った写真集「YESTERDAY TODAY TOMORROW」を発行予定（リトルモアより）。
ウェブサイト「CAFE HIBINO NETWORK」http://www.hibino.cc