柔道日本男子の井上康生監督が10日、オンラインで5人の東京五輪代表が出場した国際大会を総括し、グランドスラム・アンタルヤ大会を制した66キロ級の阿部一二三について「担ぎ技を非常に警戒された中で足技を多く使い、闘い方の幅を広げていた」と高い評価を与えた。
昨年2月以来の試合でアジア・オセアニア選手権で優勝した60キロ級の高藤直寿には「常に実戦に結びつくような稽古をしていた成果が出た」とたたえた。
3人が2大会を連戦し、アジア・オセアニアでは100キロ超級の原沢久喜と100キロ級のウルフ・アロンが優勝、90キロ級の向翔一郎は2位だった。(共同)
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