柔道男子66キロ級の東京五輪代表決定戦は13日、東京・講道館で行われ、2017、18年世界選手権2連覇の阿部一二三が19年世界一の丸山城志郎に24分間に及ぶ大熱戦を大内刈りで優勢勝ちし、初の五輪代表を決めた。妹で女子52キロ級の阿部詩と日本柔道初のきょうだい五輪代表を実現させ、本番での活躍に期待が高まる。
立ち上がりから技のポイントがないものの互いに一歩も引かない展開で、4分間の試合時間を終えて延長に突入した。丸山は初の五輪代表を逃した。23歳の阿部と27歳の丸山は一進一退の代表レースを続け、対戦成績は4勝4敗の五分となった。(共同)
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