柔道の東京五輪女子日本代表が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿期間中にオンラインで取材に応じ、52キロ級の阿部詩(日体大)は「いろんな選手から刺激をもらえてありがたい。ようやくスタートできたという気持ちだ」と初の代表合宿実施を喜んだ。
7~12日の合宿には五輪代表7人と補欠、実業団の選手ら総勢約50人が参加。五輪代表勢は新型コロナウイルス禍で2月を最後に試合から遠ざかり、立ち技と寝技の乱取り中心の実戦的な稽古に重点が置かれている。
阿部は来年1月のマスターズ大会に出場する意向を明言。「試合感覚を取り戻したい」と話した。(共同)
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