柔道日本男子の井上康生監督は18日、ドイツでのグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(21〜23日)への出発前に成田空港で取材に応じ、男子66キロ級の阿部一二三に対し「しっかりと勝ち切ることが重要だ」と優勝を求めた。
激しい代表争いで注目される同級では、昨年世界王者の丸山城志郎が左膝故障で今大会を欠場。「4月(の最終選考会)に勝つために万全の状態を整えるという判断だろう」と察し、2番手の阿部には「自信を取り戻した表情をしている。持ち味である攻撃柔道をどれだけ貫けるか」と期待を寄せた。
今大会は東京五輪代表選考会の一つで多くの代表候補1番手が出場する。(共同)
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