柔道の東京五輪代表選考会の一つ、グランドスラム(GS)パリ大会の日本代表が11日、成田空港に帰国し、男子100キロ超級で五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)の約10年間にわたる連勝を154で止めた影浦心は「歴史に名を刻み、自信になった」と笑顔で喜びを語った。
決勝で敗れたものの「リネールを倒したのは優勝よりも大きい」と手応えをにじませた。代表争い1番手の原沢久喜は次回選考会のドイツでのGSデュッセルドルフ大会(21〜23日)に出場見込み。ここ数年の実績から追う立場に変わりはなく「結果を待つだけ」と話した。今大会に派遣された日本勢は各階級2番手以下。(共同)
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