陸上女子ハーフマラソンで1時間6分38秒の日本新記録を樹立した31歳の新谷仁美が25日、大阪市内で記者会見し「(東京五輪の参加標準記録を突破済みで)専門である1万メートルに向けていい弾みになった」と喜びを語った。
2013年世界選手権1万メートル5位入賞の新谷は、19日の米国の大会で、福士加代子の記録を14年ぶりに48秒更新した。ただ、マラソン転向は「絶対ありえない」と否定。次は海外で5000メートルの自己記録更新を狙う。一度は現役を退き、18年に復帰した実力者は「地道に(引退前の)タイムに戻すことが、世界のトップ選手と戦う近道なのかなと思う」と述べた。(共同)
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