体操男子個人総合で五輪2連覇の内村航平(リンガーハット)が15日、オーストラリア合宿へ出発する前に成田空港で取材に応じ「暖かい環境で体の状態も良くしていきつつ、演技の質も上げていきたい」と意気込みを語った。
今年は両肩痛の影響もあって4月の全日本選手権で予選落ちし、世界選手権の代表から漏れた。苦しむ30歳のベテランは「今は純粋に体操を極めたいという一心で、その先に結果があるという以前の考え方になってきた」という。
来春の東京五輪代表選考に向け、演技を7〜8割程度まで仕上げるつもりで「できるものに関してはどんどん(技を)通していきたい」と闘志をたぎらせた。(共同)
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