来年の東京五輪で初採用されるサーフィンのテスト大会が18日、本番会場となる千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で開幕した。気圧配置に影響される波の有無など自然条件に合わせて競技進行の調整が求められ、判断行程を確認する貴重な場となる。
男子の大原洋人と村上舜、女子の松田詩野ら五輪代表候補も出場。霧による視界不良で競技開始が1時間遅れたが、次第に天候は回復し、予定通りに男女の1回戦と敗者復活戦を消化した。
危機管理にも重点が置かれ、大会組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「県警や海上保安庁と協力していく」と説明。出動はしなかったが、警備艇や救護用水上バイクも待機した。(共同)
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