シドニー2000
がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート
日本チーム、男子4×100mリレーで、準決勝を3位で通過
陸上競技では、男子4×100mリレー準決勝で、朝原宣治選手、末續慎吾選手、伊東浩司選手、川畑伸吾選手の4人が、アジア記録をマークする見事な走りで3位に。
全体で5位の成績で、決勝行きのキップを手に入れた。若手エースの末續選手は「直前の練習でバトン渡しにミスが出たので、それが逆に集中力を生み出した。夢の決勝進出ができてうれしい。日本が頑張っているというところを世界の桧舞台で見せたい」と意欲満々。伊東選手は「決勝ではイチかバチか、リスクを犯してでも精一杯挑戦する。朝原選手の調子がいいので、トップ集団にからんでアンカーの彼にバトンを渡せるようにしたい。桜井強化委員長から、疲れたなんて言ってる場合じゃないとはっぱをかけられた。アメリカは抜きんでているが、残りはダンゴ状態、チャンスはある」と気迫を見せた。
このリレー決勝は30日、現地時間20時5分(日本時間18:05)から行なわれる予定だ。