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がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

シドニーオリンピックスペシャル

伊東選手、末續選手、男子200mでの挑戦

伊東浩司選手(30歳)・末續慎吾選手(20歳)の東海大先輩・後輩が、今日、そろって男子200mで準決勝に出場。短距離で日本選手ふたりが準決勝に進出したのは始めてだった。

結局7位と8位に終り、決勝行きはならなかったものの、これまで、アジアの短距離界を引っ張って来た伊東選手に、若い末續選手が加わったことは明るいニュースだ。

日本短距離界のスター、伊東選手は「現状ではあれが精一杯。この大会は区切りの大会で、このまま続けるか否かは決めていないが、皆さんが期待する最低ラインの結果は出せたと思う。今200m全体のレベルが上がってきており、これまで200mをやって来て正解だった。高野進さん、僕、末續と引き継ぐことができた」と短距離の将来を後輩に渡す気持ちをほのめかした。

一方20歳と若い末續選手は、「今回初めてで何が何だかわからなかったが、伊東さんにオリンピックがどんなものか教えてもらった。アテネでこの借りを返したい」と、闘志を見せた。

女子車椅子800mで日本の土田和歌子選手が銀メダル

"パラリンピック"に先だち、28日、公開競技として男女車椅子800mのレースが行なわれ、女子の部で日本の土田選手が、今季の自己最高タイムで銀メダルを獲得した。難しい8コースからのスタートだったが後半見事な追い上げを見せて、オーストラリアのソバージュ選手に次ぎ2位に食い込んだ。「メダルは宝物にします」と笑顔を見せ、本番のパラリンピックにつなげていきたいと意欲満々。

10月18日(水)から29日(日)のパラリンピック(125カ国4000人参加予定)が楽しみである。

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