シドニー2000
がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート
柔道100kg級金メダリスト井上康生選手の共同記者会見でのコメント
22日柔道100kg級に出場し、みごと金メダルを獲得した井上康生選手の記者会見が、メインプレスセンター記者会見室において行われた。旗手が金メダルを取ったのは日本では32年ぶりのこと。井上選手は会見室に入る前、「まわりから、『旗手になると金メダルが取れない』と言われ、ジンクスは破るためにあるもの、絶対取ってやろうと思っていた」と話してくれた。
●金メダルの触りごごちは?
井上選手:いいものです。昨夜はこの(今着ている)ジャージのポケットに入れたまま寝ました。
●山下泰裕監督の「よくやった。教えることはもう何もない」というコメントについて
井上選手:昨日はいい試合でした。しかしビデオを見なおせば、まだまだ課題がでてくるだろし、来年の大会を目標にがんばりたいと思います。
●金メダルが決まったときに涙はでなかったか?
井上選手:試合直後は興奮していて涙はでませんでした。高野裕光コーチが泣いたら自分も泣こうと思っていたのですが、(高野コーチは)中途半端な泣き方だったので(自分も)泣けませんでした。
●今後の出場種目について
井上選手:4年後はどうなるかわかりませんが、体が大きくなったら上の級に出たい、重量級でもチャンピオンになることが夢です。」 「家族やいろいろな方々の応援があって勝てました。自分は人に恵まれていると思います。皆さんに感謝しています。