シドニー2000
がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート
馬術個人耐久で、馬の故障に泣く
総合馬術個人に出場した加藤大助選手。初日の馬場馬術では失点を48に抑え、16位で2日目に望んだ。この日の耐久(野外騎馬)は、3日間のイベントの中でも最も厳しいものと言われ、正念場だったが、A-Dの中のセクションBまでを終えた時点で、馬が足を痛めてしまったことが分り、加藤選手は無念の棄権(失格)。
競技前に馬の調子に異常はなかったため、競技中に痛めたものだと思われるが、団体に続くアクシデントは、不運としか言いようがない。加藤選手は、渡辺コーチを通して、「馬場の足場も良く、馬も心配はない状態だと思っていたので残念だが、いたしかたない」とコメントを残した。しかしまだ競技は終ったわけではない。日本チームは、次に、障害飛越に挑む。