シドニー2000
がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート
バドミントン、岩田選手/松田選手が中国の強豪に惜敗
女子ダブルス2回戦で、岩田良子選手と松田治子選手のペアが、中国の強豪、高凌選手/秦芸源選手組に5-15、5-15で敗れた。激しいラリーの応酬となったが、中国ペアは要所をがっちり抑える勝負強さと攻撃力を持っていた。第2セットの初めには日本ペアがリードを奪う場面もあったが、緩急混ぜた攻めでここぞというところでポイントをもぎ取る中国ペアが、追い抜き、リードを広げた。「相手は強かった。目標はメダルだったが、今日の相手には一度も勝ったことがない。双方にきつい場面があったが、大切なところでポイントに結び付けることができなかった」と岩田選手。しかし両選手ともに「技術的に反省したいところは多々あるが、とにかく思い切ってできた」と悔いのないところを見せた。また女子シングルス準々決勝でも水井泰子選手が6-11、3-11で敗れ、惜しくも4強入りはならなかった。
オーストラリア強し。200m×4リレーでソープ選手らが世界新
昨日、200mフリースタイルで金を逃し雪辱が期待されていた、イアン・ソープ選手、またマイケル・クリム選手を含むオーストラリア・チームは、200m×4フリースタイル・リレーでダントツの速さを見せてアメリカを抑え、金メダルを獲得、また7分07秒05で、世界新記録を達成した。3位には、5位からアンカーのファン・デン・フォーヘンバンド選手が追い上げたオランダ・チームがはいった。 また女子200mバタフライでは、三田真希選手、中西悠子選手が、7位と8位に食い込んで決勝進出を果たした。三田選手は「決勝のつもりでこの準決勝に臨んだ。次は私にとって最後の競技、一本に集中して泳ぎたい」と闘志を燃やす。また、自己ベストで決勝に進む中西選手は、「決勝に残るという目標をクリアしたので、次はタイムを狙っていきたい」と豊富を語った。 また男子200m平泳ぎで3度目のオリンピックに挑んでいた林亮選手は決勝進出ならず。女子200m個人メドレーで8位に終った萩原智子選手は、「精一杯やったつもりだったけど、体が動かなかった」とショックを隠し切れなかった。
ライフル射撃/男子ピストル50mで中重選手14位に
ライフル射撃/男子ピストル50mで期待の中重勝選手は、558点で14位となり、僅差ながら決勝進出ならず。くやしい気持ちを隠しきれなかったが、「技術はトップクラスになってきたと感じる」と次への抱負を覗かせた。また、同種目、西谷徳行選手は23位に。 またクレー射撃・女子ダブルトラップでは、中山由起枝選手が13位となった。