シドニー2000
がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート
女子トライアスロンはメダルならず。ボクシングでは辻本が一回戦突破
今回からオリンピック新種目となったトライアスロン女子に、日本から、細谷はるな選手、平尾明子選手、庭田清美選手が参加。鉄人のスポーツといわれる過酷な競技に挑んだが、スタートの水泳で遅れを取り、ペースに乗れずに、最高は庭田選手の14位に留まった。
庭田選手は、ランの途中で一時は8位まで追い上げたが、トップとの差を縮めることができなかった。日本で世界ランキング最高位(9位)の細谷選手は、レース中バイク(自転車)で転倒し棄権、怪我の方は大事はなかった模様。また平尾選手は17位だった。
世界ランク1位のミケリー・ジョーンズ選手を擁するオーストラリアは、3つのメダルを、と野心的だったが、結局スイスのブリジット・マクマホン選手とマガリ・メスマー選手のスイス勢が金と銅を獲得、ジョーンズ選手は銀メダルに終った。
また、同16日に行なわれたボクシング・バンタム級第1回戦では、日本の辻本和正選手がモロッコのハッサン・オシェイク選手を下し、2回戦に駒を進めた。