北京2008
日本代表選手団結団式・壮行会
日時:平成20年7月28日(月) 会場:ザ・プリンス パークタワー東京
チームジャパンとして一致団結した結団式
団旗を受け取る福原愛選手。
写真提供:アフロスポーツ
式典は、1964年の「オリンピック東京大会ファンファーレ」の高らかな演奏で開会。テノール歌手の秋川雅史さんが国歌を斉唱すると、選手団は日本代表としての自覚を新たにした。
JOC竹田恆和会長の主催者挨拶のあとには、日本代表選手団全員の名前と顔写真が次々とスクリーンに映し出され、史上最多の派遣数となる576名(選手339名・役員237名)の選手団が紹介された。
続けて、日本代表選手団団長を務めるJOC福田富昭選手強化本部長と主将の鈴木桂治選手(柔道)、旗手の福原愛選手(卓球)が登壇。団旗授与が行われ、皇太子殿下も見守られる中、福原選手が団旗をしっかりと受け取った。
皇太子殿下お言葉
写真提供:アフロスポーツ
アジアで3度目となる今回のオリンピックには、200を超える国と地域が参加し、史上最多の28競技302種目が実施されると聞いております。この記念すべき大会に参加される皆さんが、スポーツを通して世界各地の精鋭と競い合い、そして友好を深められることを希望いたします。
選手の皆さんには、体調管理に十分留意され、競技の場に臨んでは、日ごろの練習の成果を存分に発揮されるよう願っております。
選手の皆さんの御活躍と御健闘をお祈りし、結団式に寄せる言葉といたします。」
福田富昭日本代表選手団団長は、総勢576名の選手団を率いて北京大会に臨む。
写真提供:アフロスポーツ
福田団長は、「日本代表選手団は28競技中26競技にエントリーし、世界を相手に戦いを挑んでくる。選手たちのパフォーマンスは人々を魅了し、社会に希望と活力を与え、子どもたちにスポーツの魅力を伝えるものと確信している」と挨拶。
結団式は、鈴木主将の決意表明で終了した。
鈴木桂治主将の決意表明
「私たちは、第29回オリンピック競技大会に日本代表選手として参加することを誇りに思い、栄光を勝ち取る決意を持ち、各国選手との友好を深め、世界平和に貢献することを誓います」
決意表明をする鈴木桂治主将。写真提供:アフロスポーツ