スポーツ祭り2009 レポート
フォト&ムービー 思い出ギャラリー
多くの方が参加した、オリンピアンふれあい大運動会やオリンピアンふれあいジョギング、各スポーツ教室等の様子をたくさんの写真と動画で振り返ります。
夢に胸膨らませ準備体操!
秋晴れの空のもと始まった「スポーツ祭り2009」。大運動会とジョギングの参加者、観覧者など約2000人が、西が丘サッカー場に集まり盛大な開会式が行われました。
鈴木寛文部科学副大臣は「オリンピックで活躍した選手、活躍が期待される選手とのふれあいを通して、スポーツの楽しさを感じて下さい」とあいさつ。オリンピアンによる主催団体旗の入場、吉田沙保里選手による「スポーツ祭りの火」の点火に続いて、子どもの体力向上啓発「ポスター」「標語」の表彰式も行われました。
開会式の締めは全員での準備体操。目の前にオリンピアンがずらりと並び、子供たちは、これから始まる夢のような一日に胸を含まらせながらストレッチをしていました。
オリンピアンふれあい大運動会
開会式に続き行われた「オリンピアンふれあい大運動会」。荻原次晴さん(スキー・ノルディック複合)と中村真衣さん(水泳・競泳)の進行で元気いっぱいに運動会がスタート。荻原健司さん(スキー・ノルディック複合)や大林素子さん(バレーボール)、黒木知宏さん(野球)、柴田亜衣さん(水泳・競泳)、石黒由美子さん(水泳・シンクロナイズドスイミング)など12人のオリンピアンと366名の小学生が青、赤、緑、白、黄の5つのチームに分かれ、玉入れ競争、大玉ころがしリレー、シッポ取り競争の3競技を行いました。
チームカラーは実にさまざま。子どもたちが先頭に立ってオリンピアンがサポートに回るチームもあれば、オリンピアンのアドバイスをしっかり聞いて得点を狙うチームも。どのチームもオリンピアンと子どもたちが力を合わせて頑張り、青組と黄組がともに250点を獲得して見事に同時優勝! 笑顔あふれる運動会となりました。
オリンピアンふれあいジョギング
スポーツ祭り最大の参加者となったのは、「オリンピアンふれあいジョギング」。小学生以上の老若男女1,330名が、陸上トレーニング場及び周辺の約2kmを、20名のオリンピアンとともに完走を目指しました。
会場で見守る家族や仲間の声援に送り出された参加者は、陸上トレーニング場を出発し、赤羽自然観察公園周辺の一般道へ。沿道には地域の方が応援に来て下さいました。小学生らは、吉田沙保里さん(レスリング)や畑中みゆき(スキー・フリースタイル)らのオリンピアンを抜こうと、一生懸命にダッシュ。完走を目指しオリンピアンに伴走されて走るお父さんの汗も印象的でした。「楽しかった!」「また走りたい!」との声が上がり、本当にたくさんの笑顔で溢れたオリンピアンふれあいジョギングとなりました。
JOCジュニア作文オリンピック、11人が表彰
味の素ナショナルトレーニングセンター前、憩いの広場ステージでは、「JOCジュニア作文オリンピック2009」の表彰式が行われました。JOC竹田会長は「552名の応募から11名が入賞。みなさんの作文から、スポーツのフェアプレー、悔しさ、努力の大切さが伝わり感動しました」とあいさつ。入賞者に表彰状が渡されました。
12歳未満の部で、見事ゴールドメダル賞に輝いたのは、神奈川県横浜市の石川妃悠さん。地域の少年野球団で、数少ない女子選手ながらレギュラーとして活躍。自分が最後のバッターとなって敗北してしまった試合以降、学んだチームの絆を作文にしました。「1人が打ててもみんなで頑張らないと勝てないのが野球の楽しいところです」と石川さん。
また12歳以上18歳以下の部のゴールドメダル賞は、愛知県の佐々木アヤ香さん。なんと佐々木さんは08年全日本ジュニア新体操選手権大会の個人総合優勝を勝ち取ったジュニア女王。しかし優勝するまでは耐えてきた足の痛みが悪化。「車イス生活の中で、今まで見えていなかったたくさんの人の温かさや、母の大きな支えに気づきました。その感謝を作文にしました。しっかりリハビリしてまた頑張ります」と目を輝かせていました。
また、国立スポーツ科学センターと味の素ナショナルトレーニングセンターの屋内では、各種のスポーツ教室を実施。オリンピアンやトップアスリートから直接指導してもらった子供たちは、忘れられない思い出を胸に刻んだ様子でした。
応援してくださった保護者、地域の方々を含め、延13000人が参加した「スポーツ祭り2009」。皆さんの笑顔とともに、素晴らしい爽秋の一日となりました。
各スポーツ教室や個々の参加者の様子は、後日レポートいたします!
JOCジュニア作文オリンピック2009 受賞者のみなさん
概要
名称 | 平成21年度「体育の日」中央記念行事 スポーツ祭り2009 |
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開催日 |
2009年10月12日 (月・祝/ 体育の日) 8:00受付開始、 9:00開会式〜15:00終了 |
会場 |
味の素ナショナルトレーニングセンター、国立スポーツ科学センター、西が丘サッカー場 住所:〒115-0056 東京都北区西が丘3-15-1 |
主催 |
文部科学省、(財)日本体育協会、(財)日本オリンピック委員会、(財)日本レクリエーション協会、 (独)日本スポーツ振興センター 、NPO法人日本オリンピアンズ協会、読売新聞社 |
後援 | NHK、(財)JKA、(財)自転車産業振興協会、東京都、北区、北区教育委員会、板橋区、板橋区教育委員会 |
運営協力 |
(社)東京陸上競技協会、(財)日本陸上競技連盟、(財)日本水泳連盟、 (財)日本サッカー 協会、 (財)日本テニス協会、(社)日本ボート協会、(社)日本アマチュアボクシング連盟、 (財)日本バレーボール協会、 (財)日本体操協会、(社)日本トランポリン協会、(財)日本レスリング協会、(社)日本ウエイトリフティング協会、 (財)日本ハンドボール協会、(財)日本卓球協会、(社)日本フェンシング協会、(財)全日本柔道連盟、 (財)日本バドミントン協会、 (社)全日本アーチェリー連盟、NPO法人日本フライングディスク協会、 国際スポーツチャンバラ協会 |
協賛 | ミズノ(株)、(財)ミズノスポーツ振興会 |
協力 | 丸大食品(株) |
プログラム
午前の部
実施種目(種目番号)種目名 | 参加対象 |
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(1)オリンピアンふれあい大運動会 | 小学生・500名 |
(2)オリンピアンふれあいジョギング | 小学生以上・2000名 |
(3)キッズ・スポーツ科学ランド | 小学生とその保護者・25組50名 |
(4)体力テスト | 小学生以上・150名 |
午後の部
実施種目(種目番号)種目名 | 参加対象 | |
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(5)陸上競技教室 | 小学生・100名 | |
(6)水泳教室 | 100m泳げる小学生・50名 | |
(7)サッカー教室 | 小学生・120名 | |
(8)テニス教室 | 小学4〜6年生の経験者・20名 | |
(9)ボクシング教室 | 小学生、中学生・20名 | |
(10)バレーボール教室 | 小学4〜6年生の経験者・50名 | |
(11)体操教室 | 小学生・100名 | |
(12)新体操教室 | 小学生・40名 | |
(13)トランポリン教室 | 小学生・120名 | |
(14)レスリング教室 | 小学生・100名 | |
(15)ウエイトリフティング教室 | 小学4年生〜中学生・40名 | |
(16)ハンドボール教室 | 小学1〜3年生・60名 | |
(17)卓球教室 | 小学生・70名 | |
(18)フェンシング教室 | 小学生・30名 | |
(19)柔道教室 | 小学生・100名 | |
(20)バドミントン教室 | 小学生・30名 | |
(21)アーチェリー教室 | 小学生、中学生・50名 | |
(22)キッズ・スポーツ科学ランド | 小学生とその保護者・25組50名 | |
(23)体力テスト | 小学生以上・150名 | |
(24)親子でアスリート食体験 | 小学生とその保護者・30組60名 |
レッツ・チャレンジ!おもしろスポーツ | 忍者ランド・サウンドフープ・スポーツチャンバラ・クッブ・フライングディスク・お手玉 |
ボート体験コーナー | ボート選手がトレーニングに使う「エルゴメーター」に挑戦。モニターを見ながら競争したり、世界記録との比較ができるコーナー |
おもしろ自転車コーナー |
バッタ、アヒル、カルガモ自転車やラブラブ、ドカベンファミリー自転車など、さまざまな変り種自転車を楽しめるコーナー *参加希望者が多数の場合は、参加できない場合があります。 |
憩いの広場 | オリンピアンのトークショーや地元の方々による音楽パフォーマンスなどのステージイベントを中心にした休憩コーナー |