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特集

Athletes’ Voices【Road to Paris 2024】
失いかけていた自信を回復。
アーチェリー古川高晴が見据える
パリ2024オリンピック金メダル獲得への道

写真:アフロスポーツ

古川 高晴

ロンドン2012オリンピックで銀メダル、東京2020オリンピックでは2個の銅メダルを獲得した古川高晴選手。失いかけていた自信を取り戻した杭州アジア大会、そしてパリ2024オリンピックへの想いを語る(インタビューは杭州アジア大会期間中に実施)。

アジア競技大会を戦って

 アジア競技大会も総合大会で、オリンピックと似ているところがあると思うので、来年のパリ2024オリンピックに向けた前哨戦というか、準備のための大会だと思っています。前回のジャカルタ・パレンバンアジア大会ではミックス男女混合で金メダルを獲ることができ、自信をつけて東京2020オリンピックに臨めたので、今回も今年得た経験を、しっかり自信を持って、来年のパリ2024オリンピックに繋げたいと思っています。

写真:浦正弘/フォート・キシモト

“歳の差”ペアについて

 もうだいぶ他の選手と年齢が離れてきてしまっているのですが、年齢差というものは僕は特に意識していなくて、特に野田紗月選手(杭州アジア大会混合リカーブ団体で古川選手と共に銀メダル獲得)は一緒に普段練習している仲間ですので全くやりづらいとかはなく、むしろそんな年下と組めて、僕自身がまだ日本の第一人者というか、一番でいられることに自信を持っています。

写真:浦正弘/フォート・キシモト

今後、目指す目標

 目指すものはパリ2024オリンピックで金メダルを獲得することなのですが、その前にもたくさんの国際大会や国内の大会があるので、一つひとつ課題と目標を決めて、その目標を達成していけば来年のパリ2024オリンピックに良い形で繋がると思いますので、来年だけ見るのではなくて、目の前の試合を一つひとつやっていきたいと考えています。

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