JOC OLYMPIAN 2023
7/28

――あらためて、パリ2024オリンピックに向けた石川選手の意気込みをお聞かせください。 石 川 流している選手もいましたし、どの国の選手を見てもオリンピックにかける思いやモチベーションは、他の大会と違いました。だからといって特別なことをやろうという気持ちではなく、「特別な舞台だからこそ、いつも通り、練習通りのプレーをするだけ」という思いがあり、また、東京2020オリンピックでは、僕だけではなくチーム全員が同じように考えてプレーすることができたからこそ、決勝トーナメント進出という結果を残すことができたと思います。ピックでは準々決勝敗退だったので、次回パリではその準々決勝で勝ってメダル争いに絡み、そして、メダルをとることが目標です。そのためにも、まずは、23年9月にあるパリ2024オリンピック予選でグループ2位までに入り出場権を獲得したいです。23年最大の大会がオリンピック予選なので、そこでベストパフォーマンスを発揮することが必要だと考えていますし、日本で開催されるので、皆さんにはオリンピック出場権を獲得する姿を目の前で観ていただきたいと思います。前回の東京2020オリン 7AFLO SPORTいしかわ・ゆうき/1995年12月11日生まれ。愛知県出身。姉の影響を受け、小学4年でバレーボールを始める。2012年、13年と星城高校で2年連続高校3冠を果たす。14年、中央大学に進学。日本代表に選出され、仁川アジア競技大会に出場。同年、イタリア・セリエAパッラヴォーロ・モデナと契約。大学卒業後プロ宣言し、以後セリエAでプレーを続ける。21年4月、バレーボールTEAM JAPAN主将に就任。東京2020オリンピックでは、バレーボール男子29年ぶりとなるベスト8進出に導き、7位入賞。22年6月、TEAM JAPANシンボルアスリートに選出される。22-23シーズンのセリエAではプレーオフに進出、チームをベスト4に導く。パワー・バレー・ミラノ所属。全文はこちら※本インタビューは2023年4月26日に行われたものです。

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る