JOC OLYMPIAN 2023
13/28

――2021年、東京2020オリンピックが開催されました。初めて出場された感想を教えてください。 平 野 ――パリ2024オリンピックに向けて意気込みを聞かせてください。 平 野 自国開催の東京2020オリンピックに出場することを目標に、幼い頃からプレーしてきました。夢の舞台に自分が立っていることは現実味がなかったですが、誰もができるわけではない経験をさせていただいて、今振り返っても成長や自信につながったと感じることができました。結果としてはアジアのライバルで  果を残したいと思います。ある中国にも負けて実質最下位で終わり、すごく不甲斐なく、やり切れない心残りがあります。楽しい思い出というより悔しい思い出となりました。パリではもっともっといい結まず、今年のアジア予選でパリ2024オリンピックの出場権を獲得できるように頑張りたいと思います。東京2020オリンピックは不甲斐ない結果で終わってしまったので、そのリベンジという意味でも、パリ2024オリンピックではもっといい結果を残したいと思います。自分たちのプレーを観て、ラグビーを面白いと多くの人に感じていただき、ラグビーを始めたい、観てみたいと思うきっかけにしてもらえたらうれしいです。メダル獲得に向けて頑張ります。東京での悔しさをバネにAFLO SPORTAP/AFLOひらの・ゆめ/2000年3月15日生まれ。東京都出身。小学1年でラグビーを始める。18年、ネクストシンボルアスリートに選出。日本体育大学に進学後の同年9月、アジア競技大会でラグビー女子史上初の金メダルを獲得。19年7月、ユニバーシアードでは史上初の金メダル獲得に主将として貢献した。21年、東京2020オリンピックに出場。22年、日本代表主将としてチャレンジャーシリーズで優勝を果たし、ワールドシリーズ22-23シーズン出場権を獲得。ヤマネ鉄工建設所属。13全文はこちら※本インタビューは2023年4月25日に行われたものです。パリでのリベンジを誓って中村聡宏=インタビュー・文 Interview & Text = NAKAMURA Akihiro Athletes’ Voices[パリにかける想い]平野優芽HIRANO Yume

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る