OLYMPIAN2019
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35 「オリンピック教室」は、オリンピック・ムーブメントの普及・啓発活動としてJOCが実施するハローオリンピズム事業の一つ。中学2年生を対象に、オリンピアンが教師役となり指導します。オリンピアン自身の競技生活を通したさまざまな経験から得た「オリンピズム(オリンピック精神)」や「オリンピックバリュー(価値)」の大切さを伝える授業を行います。このような授業を通して、スポーツやオリンピックが持つ価値を多くの人々が共有するとともに、日常生活にも活用できるものであることを学習してもらうことを目的としており、オリンピアンから直接授業を受けることができる貴重な機会となっています。 これは、2012(平成24)年度、文部科学省が定める学習指導要領の改訂により、日本全国の中学3年生の保健体育の体育理論の中で、「オリンピックや他の国際スポーツ大会等が国際親善や世界平和に大きな役割を果たしていること」の学習が義務付けられたことを機に始めたものです。2018(平成30)年度は63校199クラスで開催、計6,652人の生徒が授業を受けました。2019(令和元)年度も、オリンピアンが各地の中学校で授業を行う予定です。オリンピック教室オリンピアンの経験談とグループワークを通して、オリンピックの価値について学ぶ「座学の時間」。オリンピアンが考えた運動メニューにチームで協力しながら挑戦する「運動の時間」。Photo/PHOTO KISHIMOTOハローオリンピズム事業Photo/AFLO SPORTPhoto/PHOTO KISHIMOTO※今年度実施した授業の最新情報は、こちらからご覧いただけます。https://www.joc.or.jp/event/class.html▶

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