日本スポーツ振興センター(JSC)は11日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)に、水素エネルギーの活用システムや顔認証による観客の入退場など最先端技術を導入し、「世界一のスタジアム」を実現させる構想を発表した。今後政府と連携して具体化に向けて動きだす。
客席で食事を注文して決済できるサービスや、座るだけで体温や体脂肪率を確認できるトイレといったユニークなアイデアも示した。非常時には水素燃料で電源を確保する「世界最大のシェルター」として機能し、周辺地区への乗り入れは燃料電池車に限定する案も提示した。(共同)
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