日本オリンピック委員会(JOC)は7月1日に福島県喜多方市の押切川公園スポーツ広場・体育館、喜多方市民プールで「2012オリンピックデーラン喜多方大会」を開催しました。
オリンピックデーランは、6月23日のオリンピックデーを記念し、オリンピックムーブメントの普及・啓発を目指して全世界で行われているオリンピックデーイベントの一つです。日本では、オリンピアン(オリンピック出場経験者)と一般市民がジョギングを中心としたさまざまなプログラムを一緒に楽しむことを目的に、1987年より全国各地で実施しています。
今年度1回目の開催となった喜多方大会には、のべ1,342名が参加し、オリンピックふれあいアンバサダーの荻原次晴さん、宮下純一さん、米田功さんとオリンピアンの佐藤光浩さん、松宮隆行さん、佐伯美香さんという6名のみなさんと一緒に約2kmのジョギング、手つなぎ鬼ごっこなどをして楽しみました。
開会式では主催者あいさつの後、オリンピアンがJOC旗を持って入場し、参加者は大きな拍手でオリンピアンを歓迎しました。続いて行われた準備運動では、アテネオリンピック体操団体金メダリストの米田さんが指導を担当。ほかのオリンピアンのみなさんは参加者の中に入って積極的にふれあいながら、体をほぐしました。
10時から始まったジョギングでは、走っている間やゴール後にオリンピアンがハイタッチを行い、多くの参加者が笑顔を見せていました。続いて広場で行われた手つなぎ鬼ごっこでは6人のオリンピアンが鬼となり、子どもたちを追いかけました。そして最後まで残った17人の子どもたちにはオリンピアンから子どもたちにサイン入りメダルがプレゼントされました。
続いて行われたトークショーでは、走る際のテクニックや、2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致などのテーマで話は盛り上がり、オリンピアンの人間性が見られる貴重な時間となりました。そしてサイン会ではオリンピアンがオリジナルTシャツなどにサイン。子どもたちは笑顔で受け取っていました。
午後は宮下さんによる水泳教室と佐伯さんによるバレーボール教室がそれぞれ開かれ、50名の小中学生が参加した水泳教室では、宮下さんが子どもたちのレベルに合わせた指導を行い、子どもたちの笑みが絶えない時間となりました。
一方、体育館で行われたバレーボール教室ではストレッチからバレーボールの基礎的な練習まで佐伯さんが丁寧に指導し、参加者たちも聞き入っていました。
<2012 オリンピックデーラン喜多方大会実施概要>
■実施日:2012年7月1日(日)
■天候:曇り
■実施種目
・ジョギング2.0km
・手つなぎ鬼ごっこ
・オリンピアン・トークショー
・オリンピアン・サイン会
・スポーツ教室(水泳、バレーボール)
■参加者数:のべ1,342名
■参加オリンピックふれあいアンバサダー
・荻原次晴(スキー・ノルディック複合)
・宮下純一(水泳・競泳)
・米田功(体操・体操競技)
■参加オリンピアン
・佐藤光浩(陸上競技・400m)
・佐伯美香(バレーボール・ビーチバレー)
・松宮隆行(陸上競技・長距離)
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