日本オリンピック委員会(JOC)は11月3日、長野県長野市の南長野運動公園で「2012オリンピックデーラン長野大会」を開催しました。
オリンピックデーランは、6月23日のオリンピックデーを記念し、オリンピックムーブメントの普及・啓発を目指して全世界で行われているオリンピックデーイベントの一つです。日本では、オリンピアン(オリンピック出場経験者)と一般市民がジョギングを中心としたさまざまなプログラムを一緒に楽しむことを目的に、1987年より全国各地で実施しています。
今年度4回目の開催となった長野大会には1,225名が参加し、オリンピックふれあいアンバサダーの荻原健司さん、大林素子さん、宮下純一さんとオリンピアンの朝日健太郎さん、小澤美夏さん、原田窓香さんの6人と5kmのジョギングと3kmのジョギング・ウォーキングをそれぞれ楽しみました。
当日、9時半から始まった開会式では、主催者のあいさつに続いて、6人のオリンピアンが登場。一人ひとり、個性的な自己紹介をして、場を盛り上げました。その後、参加者とオリンピアンは準備体操としてドナルド体操を行い、体をほぐしました。
そしてジョギング・ウォーキングがスタート。今回は荻原さんと朝日さんが5kmジョギング、大林さん、宮下さん、小澤さん、原田さんが3kmジョギング・ウォーキングに参加しました。スタート前から記念撮影に応えていたオリンピアンのみなさんは、スタート後も「がんばって」や「あともう少しですよ!」などの声がけをしたり、子どもたちと競り合ったりするなど、参加者とのふれあいを楽しんでいました。
ジョギングの後はオリンピアンによるトークコーナーが行われ、競技に出会ったきっかけについて原田さんは「長野オリンピックで父親が審判をしていたところを見に行った」と、オリンピックがきっかけでオリンピアンになったというエピソードを披露。
また、荻原さんは、東京が立候補している2020年オリンピック・パラリンピック招致について、日本でオリンピックを開催することが選手にとって、また日本にとってどれだけよい影響を与えるか、1998年に出場した長野オリンピックの経験を話し、大会招致への支持を参加者に呼びかけました。
<2012オリンピックデーラン長野大会 実施概要>
■実施日:2012年11月3日(土)
■実施場所:南長野運動公園(長野市篠ノ井東福寿320)
■天候:晴れ
■実施種目
・オリンピックデーラン(5kmのジョギング、3kmのジョギング・ウォーキング)
・オリンピアン・トークコーナー
・オリンピアン・サイン会
■参加者数:のべ1,225名
■参加オリンピックふれあいアンバサダー
・荻原健司さん(スキー・ノルディック複合)
・大林素子さん(バレーボール)
・宮下純一さん(水泳・競泳)
■参加オリンピアン
・朝日健太郎さん(バレーボール・ビーチバレー)
・小澤美夏さん(スケート・ショートトラック)
・原田窓香さん(リュージュ)
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