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2023.08.16 イベント

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
ピクトグラムしる・みる・かくワークショップを実施(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
講師を務めた遠藤純二郎さん(上)中村真太郎さん(下)(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は8月5日、日本オリンピックミュージアム(JOM)で、日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催しました。第3弾となる今回は、TEAM JAPANのブランディングを支援している株式会社インタ―ブランドジャパン協力のもと、小学生の子どもたちと保護者を対象にピクトグラムのデザインについて学び、オリジナルピクトグラムを作成するワークショップと、オリンピックの歴史や価値についてアスリートと一緒に学ぶミュージアム見学会を開催しました。

当日は講師として、TEAM JAPANブランドマネジメント担当で元東京2020大会組織委員会ブランドディレクターの遠藤純二郎さん、同じくTEAM JAPANブランドマネジメント担当で株式会社インターブランドジャパン クリエイティブグループシニアデザイナーの中村真太郎さんのお二人と、ゲストアスリートには田中琴乃さん(体操/新体操)が登場しました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
ゲストアスリートの田中琴乃さん(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
オリンピックミュージアム内でピクトグラムを探す子どもたちと田中琴乃さん(上)子どもたちと触れ合う田中琴乃さん(下)(写真:フォート・キシモト)

■ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ
 ワークショップは『しる』『みる』『かく』の各セッションに分かれて進みます。最初の『しる』のセッションでは、ピクトグラムとはどういったものなのかということや、その歴史について勉強しました。中村さんが「ピクトグラムが世界中で広がったきっかけは1964年東京オリンピックで、それ以降の大会でもスポーツピクトグラムが作られるようになりました。それに敬意を表して、東京2020大会のピクトグラムは1964年東京オリンピックのものと似たデザインになっています」と説明すると、遠藤さんが「1964年東京オリンピックと東京2020大会の陸上競技のピクトグラムはすごく似ていますが、よく見ると身体の傾きが異なります。これは走るフォームが変化したことに合わせてデザインされているからです」と一目では気が付きにくい点について補足説明し、子どもたちや田中さんから驚きの声が上がりました。
 続いての『みる』のセッションでは、子どもたちがオリンピックミュージアム内で使われているピクトグラムを探しました。トイレや非常口のような他の施設でも目にするようなものから、オリンピックミュージアムならではのスポーツに関するものなど、10分ほどの限られた時間の中でたくさんのピクトグラムを見つけました。
 最後の『かく』のセッションでは、自分の好きなスポーツや取り組んでいるスポーツのピクトグラムを、子どもたちが自由にデザインしました。サッカーや水泳などのオリンピック競技にもなっているような競技から、ドッジボールや縄跳びなどの身近なスポーツまで、子どもならではの自由なアイデアや表現を披露してくれました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
2階のEXIBITION AREAを見学(上)「オリンピックゲームス」エリアでアスリートの身体能力に挑戦(下)(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第3弾「ピクトグラム しる・みる・かく ワークショップ」with インターブランドジャパンを開催
最後に記念撮影(写真:フォート・キシモト)

■日本オリンピックミュージアムを見学
 次のプログラムでは、遠藤さんと中村さん、田中さん、子どもたちが一緒にオリンピックの歴史や価値について学ぶミュージアム見学会が開かれました。見学会では「オリンピックって何だろう?」という問いかけのもと、オリンピックシンボルや各大会の聖火トーチなどの展示品を見学し、自分なりのオリンピックについて考えを深めてもらいました。そして「オリンピックゲームス」エリアでは、子どもたちがジャンプコーナーやシンクロコーナーなど、オリンピアンの身体能力に挑戦し、盛り上がりました。

 見学終了後には、参加した子どもたちと遠藤さん、中村さん、田中さんで記念撮影が行われました。最後に田中さんが「当たり前のように存在しているピクトグラムのおかげで、私たちの生活がスムーズになっているのだなと感じました。ピクトグラムの存在を知ったことで、今日から皆さんが見る世界も変わってくるのではないでしょうか。色々なところにアンテナを張って、未来に向けてわくわくした気持ちをぜひ作っていってもらえたらいいなと思っています」とコメントし、イベントが締めくくられました。

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