MENU ─ ニュース
2022.12.13 イベント

30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催

30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
参加したこどもたちと若宮教授、オリンピアン(写真:アフロスポーツ)※撮影時のみマスクを外しています
30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
工作する子どもたちと三宅宏実さん(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は11月12日、日本オリンピックミュージアムで、三井不動産レジデンシャル株式会社と共催で体験型イベント&EARTH教室「みらいをつくる授業」を開催しました。

 当日は「みらいのくらしを考える」をテーマに、2022年4月に環境負荷の低いスズを使ったスズ-鉛混合型ペロブスカイト太陽電池で世界最高値の光電変換効率を達成した京都大学化学研究所の若宮淳志教授を講師としてお招きし、荒木絵里香さん、ウルフ・アロンさん、谷本歩実さん、松田丈志さん、三宅宏実さんの5名のオリンピアンが登場しました。プログラムは2部に分かれて、&EARTH教室「みらいをつくる授業」と日本オリンピックミュージアム見学会が行われ、30名の小学生がプログラムを楽しみました。

30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
工作する子どもたちとウルフ・アロン選手(写真:アフロスポーツ)
30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
工作した作品を発表する子どもたち(写真:アフロスポーツ)

■ワークショップ「&EARTH教室『みらいをつくる授業』」

 まず始めに、若宮教授とウルフ・アロンさんが登場し、若宮先生から今回のイベントで使用する「ペロブスカイト太陽電池」の用途や内容について、参加した小学生に実演しながら説明が行われました。その後、荒木絵里香さん、谷本歩実さん、松田丈志さん、三宅宏実さんらオリンピアンが登場。小学生の各グループに1名ずつ参加し、協力しながら「ペロブスカイト太陽電池」の模造シートを用いた工作が行われました。参加した子どもたちは「身の回りでどんなところに電気が使われているか」「どんなことに使うことができれば便利か」「ペロブスカイト太陽電池が軽くて薄い素材ならではの使い方」という3点を考えながら、ソーラー船や新幹線、光るクリスマスツリー、自動ドア、街などの様々なアイデアが出され、全体で発表が行われました。

 まとめとして、若宮教授から「皆さんがキラキラした目で話を聞いていて、思いもよらない独創性あふれる使い方を考えてくれました。また、身の回りにはたくさんの電力が必要とされていて、豊かな生活をしていることも考えてもらえたかなと思います。私としては研究を一生懸命頑張って近い将来、皆さんがペロブスカイト太陽電池を買えるような時代にしたいと思っています。今日はどうもありがとうございました」とメッセージが送られ、勉強会は締めくくられました。

30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
2階のEXIBITION AREAを見学(写真:アフロスポーツ)
30名の子どもたちが参加!体験型イベント「&EARTH教室 『みらいをつくる授業』」を開催
「オリンピックゲームス」エリアでアスリートの身体能力に挑戦(写真:アフロスポーツ)

■日本オリンピックミュージアムを見学

 次のプログラムでは、荒木絵里香さん、ウルフ・アロンさん、谷本歩実さん、松田丈志さん、三宅宏実さんも一緒に参加し、ミュージアム2階のEXIBITION AREAの見学会が行われました。ミュージアムの学芸員が子どもたちを引率し、オリンピックの歴史や価値、これまでに取組んできた環境問題への取り組みなどについて学びました。見学会では「オリンピックって何だろう?」という問いかけのもと、オリンピックシンボルや各大会の聖火トーチなどの展示品を見学し、自分なりのオリンピックに対する考えを深めていました。そして「オリンピックゲームス」エリアでは、子どもたちがジャンプコーナーやシンクロコーナーなど、オリンピアンの身体能力に挑戦し、盛り上がりました。

 イベントの終了後、若宮教授からは「子どもたちはキラキラした目をしていて、ペロブスカイト太陽電池の特徴を少し話したら、すぐアイデアに落とし込む発想力が素晴らしい。また、アスリートの皆さんはやっぱり教えるのが上手ですね。グループをまとめ上げて、みんなで一つのゴールへ導き、良いアイデアをたくさん見ることができました」とコメントいただき、ウルフ・アロンさんからは「子どもたちは素直でやりたいことをすぐに言葉にすることができる。僕も柔道をまだ続けていく中で、もっと自分自身が勝つために貪欲になったり、もっと素直に話したりとかが大事だと子どもたちの積極的な姿勢を見て改めて感じました」とコメントいただき締めくくられました。

 ※JOCは三井不動産レジデンシャル株式会社の関連会社である三井不動産株式会社と不動産開発カテゴリーにおけるTEAM JAPANゴールドパートナーシップを締結しています。

ページをシェア

関連リンク


CATEGORIES & TAGS


イベント の最新ニュース

    最新ニュース一覧