日本オリンピック委員会(JOC)は11月29日、岩手県大船渡市で「オリンピックデー・フェスタ in 高田高校」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回は東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた岩手県立高田高校のPTAの方々を対象に、オリンピックデー・フェスタとしては初めて講演会形式で実施しました。講演を行ったのは、アテネオリンピック競泳女子800m自由形金メダリストの柴田亜衣さん。「水泳と私」と題し、幼少時代から現在までの生い立ちを中心に、水泳との出会い、競技者となってからの苦悩と喜び、オリンピックを目指すきっかけとその後の目標など、ステージ上のスクリーンにスライドを映しながら、実際に経験したことを話しました。
講演後の質疑応答では、目標に向かっての心構えについてなどの質問があり、柴田さんは「大学の先生に教わった『あわてず、あせらず、あきらめず』を念頭に置き、何事にも平常心で取り組むように心掛けること」と答えました。
また、講演会の前には高田高校の水泳部を訪問し、部員たちとふれあいました。
<オリンピックデー・フェスタin高田高校 実施概要報告>
■実施日 2011年11月29日(火)
■実施場所 オーシャンビューホテル丸森(岩手県大船渡市立根町字萱中215−1)
■天候 曇
■実施内容
・高田高校水泳部訪問
・講演会
・記念撮影
■参加者数 60名
■参加オリンピアン(1名)
・柴田亜衣(水泳/競泳)
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