全日本柔道連盟(全柔連)は4日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、来年の東京五輪の代表選考方針を正式に承認した。代表選手の準備期間確保を重視し、3段階による選考方式を採用。早ければ11月のグランドスラム(GS)大阪大会後にも最初の代表が決まる。五輪前年の柔道代表決定は異例。
まずは世界選手権優勝者がGS大阪大会を制し、強化委員会で出席者の3分の2以上の賛成で代表入りが決定。第2段階は12月のマスターズ大会、来年2月のGSパリ大会、GSデュッセルドルフ大会終了時点で、強化委の3分の2以上が1、2番手の差が歴然としていると判断すれば代表に選ばれる。(共同)
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