【マドリード共同】世界空手連盟(WKF)は5日、マドリードで総会を開き、演武の出来栄えを競う「形」について従来の審判員5人による旗判定を変更し、来年1月から採点方式を導入することを報告した。追加種目で初めて実施される2020年東京五輪を見据えて勝敗の基準を分かりやすくするのが狙いで、審判員7人が技術点と出来栄え点を評価する。
実際に相手と闘う女子の「組手」では試合時間を現行の2分から男子と同じ3分に延ばすことも決まった。国際オリンピック委員会(IOC)が提唱する男女平等の観点を考慮した措置。来年1月からWKF主催の大会などで導入される。(共同)
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