第4回ユースオリンピック競技大会(2026/ダカール)の柔道競技は現地時間3日、男子100kg級の敗者復活戦および3位決定戦が行われ、日本代表の新井月堂が見事な一本勝ちで3位決定戦を制し、銅メダルを獲得した。開会式でTEAM JAPAN(日本代表選手団)の男子旗手を務めた若き重量級のエースが、プレッシャーを跳ね返して堂々の表彰台入りを果たした。
今大会、男女を通じて柔道日本代表として唯一畳に上がった新井。初戦を突破したものの、続く準決勝で惜しくも敗れ、銅メダルを懸けた3位決定戦へ回る展開となった。
気持ちを切り替えて臨んだ3位決定戦では、序盤から落ち着いた足取りで相手と組み合う。重量級特有の力強い圧力を受けながらも体幹をぶらさず、しっかりと二本を持って相手の動きを封じ込めると、鋭い足技で積極的に崩しにかかる。
決着は試合中盤。相手が一瞬体勢を崩した絶好の好機を見逃さず、鮮やかな弧を描いて相手の背中を畳へ叩きつけ、主審の「一本」がコールされた。一瞬の隙を突く集中力と高い技術、そして意地と底力を示した新井は、価値ある銅メダルを掴み取った。
開会式で大役である旗手を務め、日本柔道の誇りを胸に挑んだダカールの舞台。世界の屈強な同世代を相手に臆することなく攻め抜いた17歳の力闘は、今後の飛躍と日本重量級の未来を大いに期待させる貴重な銅メダルとなった。
⬛️試合後のコメント
新井月堂
「銅メダルを獲れたことは嬉しいが、やっぱり金メダルが欲しかった。海外の選手たちはパワーも強くて、まだまだ力不足だと感じた。5年後、10年後はオリンピックに出たいと思っているので、もっと練習を重ねて、世界選手権や色々な国際大会にたくさん出場していきながら、海外選手たちに負けないように成長していきたい」
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